こんにちは。
ご家庭のペットが突然怪我をしたり病気になった時、診療時間外や休診だった場合は困ってしまいますよね。
我が家も犬が一匹いますが、診療時間外に調子が悪くなったことがありとても焦った記憶があります。
目 次
病院に行くときの判断
夜間や休診日にペットの調子が悪くなった時、このまま様子を見ていて大丈夫か心配になったことはありませんか?
緊急の場合はすぐに受診
「出血やひどい怪我」や「何度も吐いたり血便が出る」「急にグッタリして呼吸がおかしい」などはすぐに病院に行かなきゃ!となりますが、緊急かどうか判断できない場合もありますよね。
ある救急病院の来院(犬猫)の理由としては
- 消化器
- 異物・中毒
- 神経
- 循環器
- 筋骨格
の順での疾患が多かったとのこと。
救急病院に行くかどうか迷ったときには、人間の救急現場で使われる考え方も参考になるそうです。
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歩行ができるか
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負傷の有無・度合い
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呼吸の有無・呼吸数
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脈拍数
- 意識があるか
ちなみに犬の脈拍は、犬の後ろ側に立ち、3本の指先で後ろ足の付け根の内側の動脈(振動)を確認し、この数を1分間数えると測定できます。
1分間が無理な場合は、15秒の回数×4で計算してもいいそうです。
ただ、動物は動くので呼吸数や脈拍数の測定は難しいですよね。
そんな時は、
ポイント
- 呼吸はいつもと同じか(呼吸が苦しそう、荒くなっていないか)
- 舌など粘膜の色が白くなっていたり、充血したりして赤くなっていないか
- 足先が冷たくなっていないか
- 名前を呼んで、反応するか
これらのどれか一つでも該当するようであれば、緊急性が高いといっていいようです。
かかりつけの病院があれば相談
診療時間外で何か不安なことがあった場合、かかりつけの病院があれば電話して相談することもできます。
我が家の犬は、一歳のときによく誤食をしていました。
散歩中に結構大きなものを誤食し、私が取り出せず全部食べてしまったことがありました。
ちなみにこれだと、救急病院に来院する理由として2番めに多い「異物・中毒」にあたりますね^^;
夜になって呼吸が荒くなってきたので、すぐに病院に行くか明日まで待つか迷いました。
途中でやっぱり心配になり、かかりつけの病院に電話をし受付の方に状態を伝えました。
先生が電話に出てくださり、時間外でしたが診療してもらうことになりました。
結局大したことはなく精密検査は必要なかったのですが、診療費は確か18000円くらいでした。
診療時間内だと費用は何分の1かで済んだはずですが、診てもらわなかったら心配でよく眠れなかったと思います。
さらに夜中に急変した場合は、別の離れた救急病院に行かなくてはならなかったので、結果的に近くの慣れた病院で診察してもらえて本当に良かったです。
オンラインでの相談や診療
今はコロナの影響で、人間でさえ診察を控える場合が多くなっていると思います。
診察時間外だけでなく、緊急性が低い場合、高齢で移動が大変、移動手段がない時など、在宅での相談・診療ができるといいですよね。
動物だけでなく人にとっても、オンライン診療のメリットはたくさんあります。
オンラインでの相談や診療のメリット
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インターネットの環境さえあれば、家で「予約・相談や診察・薬の処方・決済」ができる
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通院時間・交通費がかからない
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院内感染のリスクがない
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病院嫌いのペットのストレスがない
- 病院内での診察・処方・会計の待ち時間の解消
などがあげられます。
逆にデメリットとしては
オンラインでの相談や診療のデメリット
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初診でのオンライン診療はできない(再診・相談のみはOK)
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薬の処方も再診の場合のみ(病院によっては初診でもできます)
- 触診や精密検査ができない
かかりつけの病院では、オンライン診療をまだやっていない場合も多いですよね。
オンライン診療をやっている近くの病院を、事前にチェックしておくのもいいかもしれません。
保険会社の無料相談窓口
我が家は、1才半頃にペット保険に加入しました。
保険会社にもよると思いますが、契約しているPS保険は、24時間365日獣医師の「電話無料相談サービス(通話料のみ負担)」があります。
幸いまだ利用したことはないですが、犬や猫の健康や医療だけでなく、しつけ、問題行動などをいつでも獣医師に直接相談できるそう。
年末年始は病院はやっていないところが多いので、飼い主にとって心強いサービスですね。
病院に行く時の準備
相談だけですめばいいのですが、どうしても直接診療の必要がある場合、色々と準備が必要になります。
電話などで症状を伝えたときに、持参したほうがいいものを聞いておくのがベストですが、つい聞くのを忘れてしまうこともあると思います。
電話をする前には動揺しているかもしれないので、伝えたいことや聞きたいことはメモしておくこと。
あと急に出ることになったときのために、普段から病院に行くためのセットを用意しておくといいと思います。
病院に行く時にあるといいもの
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- 診察券(必須)
- 保険証(あれば)
- ワクチン証明書(かかりつけ以外の病院に行く場合)
- キャリーケース
- リード
- ペットシーツ
- トイレットペーパー・ウェットティッシュ
- ビニール袋(エチケット袋)
- お水(喉が乾いたときのためにも)
ウンチの状態を見たいという場合もあるため、家でウンチをしたら袋に入れて持参します。
ちなみに、「BOS(ボス)」という防臭素材を使用してる袋はおすすめです。
医療向けに便を収容する袋を開発している会社が作っているので、本当にニオイが気になりません。
お散歩のときにももちろん便利。トイレに流さずそのまま捨ててもOKな商品なので、水が節約できます。
ちなみに我が家は、翌日が「燃えるゴミの日」でない場合は流していますw。
病院では犬もストレスを感じ、いつもはしない粗相をすることがあります。
待合室では、粗相をしたとき用にお掃除グッズが置いてありますが、できれば持参したものですぐに処理できた方がいいですよね。
きちんと消毒する必要があるかもしれないので、受付の方にも一言声をかけるのをお忘れなく(^^
まとめ
診療時間外にペットが怪我や病気をしたときは、本当に心配になりますよね。
診察が必要か迷ったときには、後悔しないためにもすぐに電話やオンラインで獣医師に相談することが重要です。
相談したうえで「明日でも大丈夫」ということであれば、無理に救急病院などに行くことでペットに負担をかけなくてすみますよね。
大切な家族の一員であるペットが、急な病気や怪我がないことはもちろん、健康で元気に過ごせるといいですね♪
最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。