こんにちは。
パン教室に通うこと3年、パン屋でもパン作りをしている40代主婦です。
ご訪問いただきありがとうございます!


こんな時、「焼きたてのパン」のように美味しく食べる方法をお伝えします!
霧吹きで美味しくリベイク
パンをそのまま放置しておくと、水分がどんどん蒸発し、パサついて固くなりますよね。
買ってきたらできるだけ早く冷凍した方がいいのですが、そのまま常温に置いてしまうこともあると思います。
そんなときは、「霧吹きをする」「温める」ことで焼きたてのような美味しさに復活することができます!
霧吹きは、特にパンの表面の皮(クラスト)をパリッとさせたいハード系のパンに向いています。
クラストにしっとりと水分を染み込ませることで、焼いた時に固くならずにパサつきをおさえてくれます。
(もちろんハード系以外でも、少し霧吹きすることで美味しく食べられます)
霧吹きの使い方
できれば、製菓・製パン材料店などで売られている霧吹きを使うのをおすすめします。
製パン向けの霧吹きを使うことで、キメの細かいミストを広範囲にかけることができます。
パン作りをするときにも使えますしね。
霧吹きはパンにまんべんなくしっとりするような感じで吹きかけます。
3~4プッシュくらいでOK!
なければ他の霧吹きで(100均でも)代用できます。
もし霧吹きがなければ、手でパッパッパとかけましょう!笑
ベーグルなんかは「サッ」と水にくぐらせちゃってもOK。
(今後のリベイクのために、おひとつ用意しておくといいです♪)
オーブンまたはトースターを予熱
焼く前に、予熱で庫内温度を上げておいてからリベイクするのがおすすめです。
パンを入れてからチンすると、温度が上がっていく際に水分も飛んでいってしまいます。
パンにもよりますが、だいたい200℃前後くらいに予熱します。
(フランスパン等ハード系パンは、焼くときに温度を160~180℃くらいに下げて焼くといいです)
霧吹きをかけた後、オーブンやトースターで2~3分加熱すれば完了です!
予熱・焼成時間は機種にもよるので、調整しながら焼いてみてくださいね。
お皿も温める
ついでにお皿もレンジやトースターの上に置いて温めておきましょう。
冷たいお皿に焼き立てのパンを乗せると、パンの水分が蒸発しやすいです。
お皿についた水分をパンが吸い取って、お皿と接している部分の生地が湿ってしまいます。
クロワッサンやデニッシュなどのパン
クロワッサンなどたっぷりのバターや糖分が含まれているパンは、表面が焦げやすいですよね。
そしてせっかくのクロワッサンのいい香りが台無しに・・・
ポイント
- アルミホイルでやさしく包んでから、200~220℃のオーブンやトースターで焼く
- 2分ほど焼いたら、ホイルをとって1分ほど焼くのがおすすめ
- 焼けたらお皿にのせ、1~2分じっと待つ
クロワッサンが焼けたら、1~2分冷ましてから食べると、表面が「サクッ」中は「ふんわり」。
香りも豊かでとっても美味しいクロワッサンになります。
甘いデニッシュは完全に冷めてから食べるのがおすすめです。(冷めたてがおすすめ)
なぜ冷ました方がいいのか
温かいままだと、クロワッサンの生地の中の油脂が溶けている状態です。
油脂が溶けていると生地がシナっとしてしまうので、少し冷まして油脂が固まってから食べるとサクッとした食感が戻るんですね。
惣菜パンの場合
惣菜パンをそのまま焼くと、フィリング(パンの中の具)が温まっていないことがあります。
フィリングの量にもよりますが、
- 600wで約20秒ほど電子レンジでチンしてから霧吹き
- 200℃前後のオーブンやトースターで2分くらい焼くのがおすすめ
あまり長くレンチンすると、パンはカチコチ、残念な姿になってしまいますのでご注意ください。(過去に経験あり・・・)
「カレーパン」も同じようにレンジで温めてから、まんべんなく霧吹きをして、焼いてみてください。
サックサクで揚げたてのようなカレーパンが復活します!
(カレーパンは220℃で1分焼いたら様子をみて、サクサク感が足りなければさらに30秒~1分追加してみてくださいね)
早く食べたい時は
朝、時間がない時は少しでも早く朝食を済ませたいですよね。
そんな時は、20秒くらい電子レンジでチンするとほんのり温かくソフトなパンになります。
冷たいままで食べるよりもちろん美味しくなりますが、やっぱりその後にオーブンかトースターで焼いたほうが断然美味しいです(´ε` )
まとめ
時間が経って固くなったパンをそのまま食べるとなんとも微妙な感じですよね。
外出時などトースターやオーブンがない状況では無理ですが、ご自宅でパンを食べる場合はぜひ、霧吹き&リベイクを試してみてください。
パンが焼けたときのいい~香りと、サクッと焼きたてのような食感。
至福の時間が味わえると思います。
ご自宅のトースターやオーブンの機種によって焼成の温度や時間が変わってくると思うので、ベストな焼き方になるように調整してみてくださいね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
それでは、楽しい1日を♪